ブラジルの年末年始は夏真っ盛り。
ブラジル人は年末年始をビーチで過ごすのが好きで、毎年多くの人でにぎわいます。
サンパウロ市やその近郊都市の住民は、年末年始をサンパウロ州沿岸部のビーチで過ごす人が多いです。
南からサントス、プライアグランデ、グアルジャー、以下の地図はLitoral Norte(北部沿岸)の
ベルチオーガ、サン・セバスチャン、の隣にある島、イーリャ・ベラ、
カラガタツーバ、ウバツーバといった都市は多くの人で賑わいます。
グアルジャー、サン・セバスチャン、ウバツーバに行ったことがありますが、
今回、初めてベルチオーガの海へ。
家族ぐるみで仲良くさせていただいている
日本語の生徒さんの別荘に4日間滞在させてもらいました。
サンパウロ北部沿岸部の渋滞を避ける方法
サンパウロ方面から行くとモジ・ダス・クルーゼスを抜け、
沿岸部へ向かうSP-098 Rodvia Dom Paulo Rolim Loureiro,
この道が、行きは一車線しかない高速道路なので、
年末年始は大渋滞を引き起こします。
事故なんて起ころうものなら年末年始でなくても渋滞。
サンパウロ近郊の都市へ戻るのに7,8時間かかったという話もよく聞きます。
生徒は海の別荘に月1は行っているので、渋滞をさける方法を知り尽くしています。
今後サンパウロ北部沿岸地方へ行ってみたいという方のために、コツを記しておきます。
そのアドバイス通りの方法でベルチオーガへ向かいました。
12月30日
3時15分 インダイアツーバを出発
5時30分 モジダスクルーゼスの2時間半ほどまで深夜で車も少なく、
運転しやすかったので、私が運転し、サントス高速道路に
入ってからは夫が運転をしました。
6時00分 朝一で空いた休憩所で朝食とトイレ休憩
30分のみ渋滞
7時00分 ベルチオーガ到着
こんなに朝早くても渋滞は0分ではないということは、
もっと遅かったらどれだけ渋滞するのか恐ろしくなりました。
年末年始に限らず、深夜出発は北部の海に出かけるときのカギです!
コンドミニアム内へアクセスが必要 Praia Guratuba
生徒の別荘は海岸線一体の住宅すべてがLoteamento Costa do Sulというコンドミニアム内にあります。
コンドミニアム内の住人や滞在者は家から歩いてビーチまでアクセスできます。
地図の灰色部分がすべてコンドミニアムになっています。
コンドミニアムの中でも立地的にビーチまで少し遠い家もある中で、
今回滞在した別荘は徒歩3分でとても便利でした。
門番で身分登録することで、一般の人もコンドミニアム内に入って、ビーチに行くことができます。
Praia de Guratuba の特徴と良かった点
砂浜にゴミが落ちていない
誰にでも解放されているビーチよりも年末年始のわりに人は少なかったです。
早朝にコンドミニアムの管理人の方たちが、ビーチのゴミ拾いなども行っていて、気持ちの良いビーチでした。
細かい砂
細かすぎて砂がファビの水着の生地と生地の間に入ってなかなか取ることができなかった程。
歩きやすくて、海水に濡れた場所はサイクリングができます。
歩いたり、走ったりしやすかったです。
今まで行ったビーチの中で一番さらさらした砂でした。
遠浅の海
100mくらいは腰までいかないくらいの深さで、砂遊び、ビーチボードなど子どもたちも安心して遊ぶことができました。
なにより一番良かったことは夏のビーチで誰も胃腸風邪にならなかったこと!
衛生的なビーチだったからだと思います。
Loteamento Costa do SulはAirbnbを通じて別荘を貸し出しているホストも多いので、
興味のある方はこちらのリンクを見てくださいね。この海岸一帯はホテルなどはありません。
Rio Guratuba
Loteamento Costa do Sulはとにかく巨大で、ブロックがAからSまであります。
それぞれのブロックで門が違い、違うブロック内では行き来できません。
川も楽しみたかったので、別荘のあるブロックを出て、車でAブロックまで行きました。
Aの門番には夫のファーストネームを伝えただけで、「はい、どうぞー」って感じ。
身分証明書も見せず、特に登録作業などはしている様子もなかったです。
滞在していたところの門番と違い、随分緩い感じでした。
誰でも緩く入れるからか、ビーチは割とたくさんの人が。
急に深くなるところがあるので、気を付けないといけませんが、川は川で楽しかったです。
モーターボートが通るような深くなるところへ人が行きそうになると、
すぐさまライフセーバーが笛をふいて注意。
海と川が交わっているところでは、海岸の方ではあまりない貝殻がたくさん拾えました。
子どもたちと浅いところで貝拾いや波打ち際で遊んで楽しかったです。
川は潜ってみたけれど魚は全く見えませんでした。
味はしょっぱい。
波がないので、浮き輪でぷかぷか浮かぶのが気持ちよくて
身を任せるままにぼーっとしていたら砂浜近くなのに、
いつの間にか足のつかない深さのところにいました。
4日間ビーチにいて子どもたちは真っ黒になりました。
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