岡本カウアンさんがジャニー喜多川氏の性被害を告発した件

私はブラジルへ来る前、愛知県豊橋市でブラジル人の
学習支援をしていました。

岡本カウアンさんの母校の小学校で
外国人児童のための学童保育のスタッフとして
働いていたことがあります。

そこに岡本カウアンくんも来ていたのです。

彼のことは覚えていないのですが、
ブラジル渡航後に、学童教室にいた
「カウアンくんがジャニーズＪｒ．」になった、
と他のスタッフから聞きました。

ジャニーズの番組に何度か出ているのも
テレビで見ました。
ブラジル日系人の出稼ぎ子弟から、
大きな夢を叶えられたことがとても嬉しかったです。

 

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ジャニー喜多川氏の少年性愛のことは
もうすでに聞いたことはありました。

でも、まさか彼も被害に合っており、このような公の場に
告発することになるとは10年前は思いもしませんでした。

元ジャニーズファンとして思うこと

私が中学生のとき、90年代はタッキー＆翼を代表するジャニーズJr.
V6,SMAP,Kinki-kids,Tokio,嵐の大全盛期でした。

アイドル雑誌を買ったり、友達と雑誌の切りぬき交換をしたり。
今思い返しても楽しい想い出です。

楽しい青春時代を存分にときめかせてくれて
ありがとう！

という気持ちはジャニーズ事務所にはあります。

でも少年への性的虐待は別として考えなければなりません。

子どもの夢を食い物にしているようなものですから。
ジャニー喜多川氏の性的虐待が嫌で、ジャニーズを
辞めてしまった子は今までたくさんいるはずです。

性的行為を受け入れられた子はデビューへの近道がある。
でも、受け入れられなかった子はいわば才能があっても
花咲かずに終わってしまう子がごまんといたということです。
何と理不尽で残念なことでしょう。

本来ならば逮捕案件です。
相手は未成年です。

1980年代後半にもすでに元ジャニーズ事務所所属アイドルから
告発されていたのも関らず、
それをほったらかしに見てむぬふりをしてきた日本社会、
本当に恥ずかしいです。

性被害と枕営業について

枕営業については双方の同意があれば成立してしまうし、
犯罪とはならないので、なくならないと思います。
むしろ、売れたい側から持ちかけたりすることもあるだろうし。
枕営業については芸能界だけでなく、どの業界にもあります。

でも未成年への性犯罪は大人たちの努力で絶対に
防がなければならないことです。

アイドルだって一人の人間なんだ

大人になって、ジャニファンは卒業し、
色々な事情がわかるようになるとアイドルが結婚を躊躇したり、
長引かせたりするのはしなくていいのに、と思うようになりました。

自分の意思なのか事務所の意向だったのかか知りませんが、
好きな芸能人には一人の人間として幸せになって欲しいな、
と思います。

削除される前に青汁王子との動画をみてほしい

以下の動画ではカウアンさんが会見では話されてないこと、青汁王子が世間誰もが気にっていることを
的確に質問してくれています。

カウアンさんの返答がとても分かりやすかったです。
驚いたのは振付師からの暴力行為もあった、ということ。
指導という名のもとにやりすぎはいけませんね。

性被害者を誹謗中傷しないで

最近の日本は、誰に対してもネット上で誹謗中傷をすることが多く
残念に思います。
交通事故のご遺族にまで誹謗中傷する人がいるんですよね。

ジャニーさんのおかげで人生が変わったし、僕のエンターテイメントの世界を育ててくれた。

でも、15歳の僕に性的行為を行ったことは、悪いことだと思っている

日本外国特派員協会で記者会見したときの、この一言が印象的でした。
拍手を送りたい。

ド正論をついています。

大人の未成年への性行為を認めている、
有名になるためには我慢しろ、と言っているに等しいことに気が付かないのでしょうか。

もしくは、好きなジャニーズアイドルがそんなことをされていたとは
考えたくない現実逃避にしかすぎません。

売名行為が目的で公の場で絶対にできないはずです。
また、お世話になった人に対しての告発って
恩も感じるからこそ、告発することが申し訳ないという気になってしまうんですよ。

SNSやユーチューブがない時代だったら、
裏の力で圧力をかけられたり、最悪、殺害されていた可能性もあったかもしれません。

カウアンさんが青汁王子との動画でこのように話されています。

性的虐待された、と自分の中で認めてしまった時点でトラウマになってしまう

会見をして、多くの人に知られることで、また違う苦しみが彼を襲うかもしれません。

ご家族だって自分の子どもが性被害にあったことを
全国的に知られるわけです。

名前が知られること以上に大きなリスクがあると思います。。

子どもの人権が守られて平等に活躍できる社会になりますように

隠ぺい体質の日本社会を変えようとしてくれてありがとう。
勇気をもって話してくれてありがとう。
あなたの行動を誇りに思います。
カウアンくん、ブラジルから応援してるよ。
見守ってるよ。
何か身に危険を感じたらブラジルにいつでも戻っておいで！
でも願わくばブラジルでも日本でも活躍できる
アーティストになって欲しい。

老婆心ながらエールを送り続けたいと思います。

ブラジルでは子どもの権利がとても大事にされます。
もしかしたら、ブラジル人のご両親の元で育ち、
世界に目を向けていたカウアンさんからだからこそ、
今回のような勇気ある行動ができたかもしれません。

ブラジルでどのように子どもの権利が大事になれているか
は、また次回に書きたいと思います。

おまけ

口には出さないがすっかりおじさんになっている
中居君しか知らないファビは少しびっくりした様子(笑)

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↑カルロスはイケメンに憧れる男子なのです。

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