皆さん、こんにちは!summereyesです。
ブラジルはまだまだコロナが続いております。。。。
外出自粛生活ももうすぐ3か月が過ぎようとしています。
今、コロナの経済活動自粛の影響で、多くの日系企業・団体が収入減を失い、
経営危機や存続危機となっています。
今日は誰から頼まれたわけでもなく、私個人の思いで少しでも何かできないかと
ブログで皆さんに寄付の協力を呼びかけることにしました。
どんな団体へどんな方法で寄付を受け付けているのか紹介します。
6月12日 ブラジルコロナ最新情報
- 感染者数77万2416人、死者3万9680人 (6月11日時点)
- ブラジル保健相、ブラジル国内の感染者数を非公表にすることを決定
- 経済活動は再開されたが、外出自粛要請は6月28日まで延長
- サンパウロ市、州内各都市では入場制限・営業時間制限を設け、ショッピングセンターの営業が再開
社会福祉施設のイベント中止による影響
今年のコロナ禍は多くの日系団体にとって、大打撃を受けた年だと言えます。なぜなら、各団体が行う「日本まつり」系のイベントは7月~9月に毎年行われているからです。ブラジルはこの時期が冬なので、食べ物が最も傷みにくいこの時期にこうした食のイベントをすることが多いのです。近年の日本食ブームで日本人のみならず、ブラジル人も多くの人が足を運ぶイベントが中止になることで、運営資金の調達が困難になっています。ブラジル在住の日本人の皆様にとっても日系団体のイベントで日本食を堪能するのも生活の楽しみだったと思いますが、今年は残念ながら軒並みイベントが中止になっています。
以下の団体はコロナ時期でなくても、寄付は常時受け付けていますよ
社会福祉法人こどものその
こどものその、希望の家は障害者支援施設。インターネット上で寄付。現金だけでなく、衛生用品、古着、家具などの寄付も受け付けている。
高齢者ホーム。口座振り込みにて現金を寄付。振り込み証明書をe-mailに送る。
ブラジル日本移民資料館と日本館
サンパウロ市São Joaquim駅近くにある「ブラジル日本移民資料館」とイビラプエラ公園内の「日本館」が3月からの閉館で存続の危機に瀕しています。日本人移民の歴史や多くの貴重な資料を展示している両施設。特にブラジル永住者、日系人であれば、絶対に一度は訪れなければならないと言っても過言ではない場所なのです。だからこそ絶対に閉館になって欲しくないです。
ブラジル日伯文化福祉協会(文協)が寄付を主催しています。
どうせ行くなら、寄付もできる入場券にしよう!!!!
↓ 前売り入場券を購入する寄付はこちらから ↓
クレジット、デビットカード、銀行振り込みによる寄付が選択可能です。
個人向け寄付とお礼の内容(公式HPより一部抜粋、翻訳)
50レアル
• 移民資料館もしくは日本館の入場券5枚 (有効期限2021年12月まで)
• 寄付者の氏名を公式ホームページに掲載
100 レアル
• 移民資料館もしくは日本館の入場券10枚 (有効期限2021年12月まで)
• 寄付者の氏名を公式ホームページに掲載
• カタログ1冊を資料館もしくは日本館で受け取り
200 レアル
• 移民資料館もしくは日本館の入場券10枚 (有効期限2021年12月まで)
• 寄付者の名前を公式ホームページに掲載
• カタログ1冊、 オリジナルTシャツ1 枚を資料館もしくは日本館で受け取り
1.000 レアル以上
• 移民資料館もしくは日本館の入場券50枚 (有効期限2021年12月まで)
• 寄付者の氏名を公式ホームページに掲載
• 移民資料館と日本館の入り口のお礼バーナーに寄付者の氏名を印字
• カタログ2冊、 オリジナルTシャツ3 枚を資料館もしくは日本館で受け取り
*QRコード付き入場券は7月からEメールにて発送予定
アミーゴキャンペーンで購入した入場券で、コロナが終わったら是非子どもと一緒にまた絶対に行きます。
鬼木東洋医学専門学校 Instituto Oniki do Brasil
ブラジルで視覚障害者の方へマッサージ技術の指導を行っている専門学校です。自身も視覚障害者であった、鬼木市二郎氏が1990年に創設し、視覚障害者の雇用創出に貢献し続けてきました。コロナの影響により、専門学校は休校となり、診療所も休診中にて存続の危機に瀕しています。
今後、視覚障害者の方々の雇用を守るためにも、是非今後の存続を願うばかりです。
↓ クラウドファンディングによる寄付はこちらから ↓
20レアル~900レアルまでの寄付を募集中。クレジットカード、銀行振り込みによる寄付が選択できる。寄付額により、お礼の品はペン、マッサージを受けられる施術サービス券、マッサージ技術習得コースの受講券など多岐にわたる。
寄付受付期間 7月22日まで
受付期間は終了しました。
リベルダーデのフォノマギ竹内書店
リベルダーデで日本書籍の販売を営む竹内書店さんでは売り上げがコロナ前に比べて7割減ったそうです。デリバリーにも対応しているので、サンパウロ市在住の皆さん、是非、自粛中のお供に本を購入しませんか?
ニッケイ新聞
ニッケイ新聞さんがコロナで経営危機に瀕していて、寄付を募集しているのではないのですが、海外邦字新聞社の存続が難しくなってきているということは耳にしています。つい先日もコロナの影響でカナダの邦字新聞が廃刊になってしまいました。ブラジルも日系人の高齢化で購読者数が減っているそうです。いつもブラジル国内ニュースを得る上で、大変参考にさせて頂いているので、是非とも頑張っていただきたいです。
コロナで大変な最中も、朝刊無料サービスを提供したり、ブラジルの街の様子の写真などをいつも発信し続けてくれています。少しでも購読につながれば、と思い紹介させて頂きます。ポルトガル語では読むのが難しいブラジル国内の政治ニュースや医療ニュースも邦字新聞があるからこそ、わたしたちはより理解ができますね。
ブラジルほど日本文化と歴史に溢れている国はないー先人たちに感謝
ブラジルは日本から一番遠い国ですが、世界最大の日系人がブラジルに暮らしています。私たちが日本食や日本メディアに苦労せず入手できるのも、ブラジルに移住してきた先人たちの努力によって成り立っています。また、日系企業や団体はブラジル社会の様々な分野に貢献しています。
今できることを一緒に考えませんか?
寄付でも何かものを購入することでも。またこちらのブログをシェアして拡散していただくことも支援のひとつです。
コロナが終わっても、ブラジルはさらに経済的に厳しい状況になります。一人ひとりができることでいいと思います。もちろん、わたし一人が寄付するだけでもよかったのですが、各団体のクラウドファンディングページなどを見ると、まだまだ目標額には達していない状況です。ブログを通して情報を発信することで、少しでも多くの寄付や売り上げの貢献に寄与できれば良いと思いました。そして、日本の歴史や文化をわたしたちの子どもの世代に引き継いでいくためにも。
今回紹介した団体は、ニッケイ新聞、およびFacebookのブラジル掲示板、文協の公式ページで得た情報等をまとめました。
もし当ブログに寄付の情報を掲載したい、という日系団体の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームよりご連絡お願い致します。もちろん、無料です。
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