今日はブラジルでは父の日です。
6月の第三日曜日が父の日という国が多いですが、ブラジルでは8月の第二日曜日です。
ブラジルで父の日が導入されたのは1954年。
当初は聖ヨアキン(マリア様の父上)の称える日に合わせ8月14日だったそうですが、家族で一緒に祝えるように8月の第二日曜日へと変更になりました。
なるほど~マリア様の父上の誕生日が8月だったからなんですね。
なんだかカトリック国ならではの由来です。
わが家では今日は夫の大好物のとんかつランチにしました!
愛知県民なのでとんかつといえば味噌カツです。
今日はそれに関連して、ブラジルのパン粉事情をお伝えしたいと思います。
父の日からどうパン粉へ飛ぶのか、無理やり感否めない。
日本とブラジルのパン粉の違い
わが家ではブラジル料理の揚げ物にはブラジルのパン粉、日本料理の揚げ物には日本のパン粉と使い分けをしています。2種類を常に冷凍庫に常備保存しています。
ブラジルのパン粉
パン粉はポルトガル語でFarinha de Roscaと言います。ブラジルのパン粉は日本のに比べ、きめ細やかです。粗さは0。
「コシーニャ」や「コロケッチ(コロッケ」といったブラジルで人気の軽食に使われています。軽くて油切れがいいので、カロリーや油分が気になる方には日本のパン粉の代用としても良いと思います。どこのスーパー、パン屋にも売っています。ブラジルのパン粉はとても安いですよ。それに対して。。。
日本のパン粉
粗い日本のパン粉は日本食材店だけではなく、最近はブラジルのスーパーの日本食コーナーでも売っています。
しかしっ!ブラジルのパン粉に比べてお値段が。。。高いのです。
500g平均20レアルがだいたいの相場。
しかも輸入品ってわけでもないのに高いのよ。ベーカリーのパン屋でさえ、比較的パンの値段が安いブラジルの割に日本のパン粉の値段は割に合わない感じがしてしまいます。
こちらはとある日系激安スーパーで安く購入できたので、市販品を購入しましたが、そうでないときは家でパン粉を作っています。粗いパン粉だからこそできる揚げたときのカリカリ触感。これはブラジルのパン粉では味わえないので、日本のパン粉も必要ですよね。
カンタン!家庭でできるパン粉の作り方
ブラジルのフランスパンって外がカリ、中がモチモチで美味しいですよね~♪
ついつい買いすぎて残って、固くなってしまった経験ありませんか?
ちょっと待って、捨てないでください。
それをパン粉にするのです~。
購入後2~3日放置くらいのだと、ソフト生パン粉のようになるし、下ろす作業も楽です。
カビと虫さえ生えなければどんなに古くて硬くなったフランスパン以外でもできます。
おろし器を使う場合
固くなったパンをそのままおろし器の粗い方で下ろします。
パン粉がちょっと足りない!というときに、すぐに気軽にできる方法です。
フードプロセッサーを使う場合
プロセッサーに入れる前にある程度小さく包丁で切っておきます。固いものなので、プロセッサーに入れ過ぎなずに、刃がきちんと回る程度に少しずつプロセッサーにかけます。あまり長時間かけすぎてしまうとブラジル版パン粉になってしまいますので、粗さを確認しながらかけます。
手作りのメリットデメリット
メリット
- パンから作るのでやはり美味しい
- 低コスト
デメリット
- パンを切る、下ろす作業でパンくずが飛び散り、キッチンが散らかる
- 手が疲れる
手間をかけて節約するか、手間をかけず市販のパン粉を使うか、どちらか~。
それが面倒で何ケ月も固いパンをキッチンに袋に入れたままにしてあるけど。。。(笑)パン粉が切れたときに重い腰があがります(笑)
手作りパン粉は日本食があまり手に入らないブラジルエリアの方、是非試してみてください。
7月からファビのオンライン授業が午前中いっぱいでパソコンがあまり使えなくなってしまったため、すみませんが、更新の頻度がしばらく疎かになってしまうかもしれません。
コロナの自粛生活も4か月経ちましたが、このままだと自粛生活半年なんてことになりそうなブラジルですが、それなりに楽しく暮らしています♪
それではみなさん、よい週をお迎えください!Boa semana!
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