卵がけご飯にすき焼き、、日本料理に生卵は欠かせません。
海外生活の共通の心配事と言えば、
「生卵を食べられるかどうか」
ではないでしょうか?

ブラジルは生卵食べられますよ~!
新鮮な卵を手に入れるには買う場所、生産者探しが重要なので、ブラジルの卵事情を紹介しますね。
ブラジルで新鮮で安全な卵を手に入れるには
サンパウロ市と郊外で少し事情が変わります。
ブラジルの郊外在住の場合
私はこの11年間ブラジルでずっとインダイアツーバで暮らしていて、
住んでいた当初から生卵を食べていましたが、一度もお腹を壊したことがありません。
スーパーで買った卵も生で食べたことありますが、問題ありませんでした。
養鶏場がそこら中にあり、生産者とスーパーが近い距離にあるからかもしれません。
東北など1年中暑い気候のところの事情はちょっと分かりませんが
ブラジル郊外在住であれば、新鮮な卵を手に入れるのはそう
難しくないですよ~。
スーパーよりも卵の直売所、朝市(feira)がより新鮮な卵が手に入ります。
サンパウロ市で生卵を食べるには?
自分の中で「ブラジルでは生卵は食べられる」
という認識だったので、
「サンパウロ市に住む日本人たちは生卵は
ヤマギシの卵しか食べない」
という話しを聞いたときは結構カルチャーショックでした。
オムレツにしろ、ゆで卵にしろ半熟が好きなので、
サンパウロで生卵が食べたかったら、買う場所も限られるし、
お金もかかるんだなぁ、と。
サンパウロ市で卵を購入する
私は住んでいないので、在住者から聞いた話、でしかお伝えできない
のですが、義母情報によると、
ジャルジン地区のPao de açucarでは最近新鮮な「朝採り卵」
が売られているそうですよ★
Av. Brigadeiro Luís Antônio 3126
Jardins São Paulo – SP
Yamaguishiの卵とは
サンパウロ州ジャグアリウーナにある、日系のオーガニック農場が育てている卵です。
サンパウロ市やカンピーナス市のオーガニック市場や日本食品、自然食品の店で手に入ります。
最近ガソリン代の値上がりにより、スーパーの卵も値上っています。
ヤマギシの卵はさぞかし高くなっているんだろうな~と思いきや、
私がブラジルに来た当初よりそこまで値段が上がっていませんでした。
頑張ってくれてますね。
カンピーナス近辺在住者の方はカンピーナスの朝市で買えます。
日曜日 7:00~11:00
Pq. Ecológico (Campinas/SP)
Pq. Monsenhor E.Salim, Rod.Heitor Penteado,1000.
取り扱い店はpontos de vendaをクリックすると
サンパウロの取り扱い店が出てきます。丸海、Made in Japanなど。
https://www.yamaguishi.com.br/como-comprar
Korinの卵
抗生物質不使用の鶏で有名なKorinもオーガニック卵を販売しています。
こちらのページではどんな環境で鶏が育てられているか見られる動画も公開されています。
卵を産む鶏ももちろんホルモン剤や抗生物質を打たれていません。
Korin直営店はサンパウロやリオをはじめとする全国数カ所にあります。
https://www.korin.com.br/onde-encontrar-korin/nossas-lojas/
最寄の取り扱い店舗を探す場合は右のpontos de vendaをクリックし、
地図のアクセスを許可します。
https://www.korin.com.br/onde-encontrar-korin/
Yamaguishi, Korinは元より品質がよく安心の企業ですが、
いつ入荷されたものか知ることで、より新鮮な卵を手に入れられます。
生卵を食べたい場合は、いつも買うお店で毎週何曜日に入荷されるか聞くと良いでしょう。
インダイアツーバでおすすめの卵購入場所
Ovos Massanari
Rua 11 de junho 1348
Centro Indaiatuba-SP
月~金 8:00〜18:00
土 8:00〜12:00
最近見つけたお気に入りの直売所です。

販売員さんの家族が生で左の赤卵を食べていると聞いたので、買ってみたら、黄身が濃くて美味しかった!
週3回入荷されるので、毎日新鮮な卵を買うことができます。
下の記事の卵の写真もすべてこのお店の卵です!
Ponto Verde
Rua Francisico Araújo 8
Itaici Indaiatuba-SP
水曜日 6:00〜20:00
土曜日 8:00〜13:00
日曜日 8:00〜13:00
生産者から直接新鮮な野菜、果物、卵が安価な値段で
飼うことができる直売所です。

毎週行ってます
大手市場には売り出していない個人農家から直接買えるので、
卵の殻も青みかかって、不揃い、自然な感じで卵の黄身の味も
本当に濃いです。
このように郊外に在住でしたら、yamaguishi, korinでなくとも安くて新鮮な卵が手に入ります。
卵の種類
Ovo caipira
放し飼い鶏が産んだ卵です。
Ovo orgânico
オーガニック飼料を与えられた鶏が産んだ卵です。
Ovo caipira orgânico
経済的に余裕があるならば、この卵が一番良いです。
上記二つの条件を兼ね備えた卵。
それゆえ一番高価な卵となります。
ヤマギシの卵はこれに当たります。
ブラジルのとうもろこしのほとんどが遺伝子組み換えですので、
おそらく鶏が食べている飼料もそうだと思います。
それを考えると、caipiraかorganicoかどちらを重視したら
よいかはオーガニックの方がいいかもしれません。

左 オーガニック放し飼い卵 右 放し飼い卵
赤卵と白卵の違い
日本でもブラジルでもそうですが、
赤卵(ovo vermelho)の方が白卵(ovo branco)より少し値段が高いですよね。
なんとなく赤卵の方が体に良いのでは?
といういイメージが勝手にありました。
その違いについて調べたことがあるのですが、
実は栄養素に違いはほとんどないそうです!
赤卵が白卵より高い理由は、赤卵を産む鶏のの品種は
白卵を産む鶏よりも卵を少なく産むからだそうです。
yamaguishi, Korin, Massanariという名からも分かるように、
日系人が携わっている養鶏場がブラジルには多いんです。
生卵が食べられる国って自分で鶏でも飼っていなければ、
世界でもそんなに多くないと思います。
日系人のおかげで、美味しい卵が食べられるのは感謝感謝ですね。


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